
スポーツをやってみたいけど、球技はやったことないし、ボールが当たるのも怖くて…。

それなら、やわらかいボールを使うソフトバレーボールが楽しいわよ!
- 運動不足が気になる毎日
- 球技への苦手意識
- ボールが当たる怖さ
- ひとりで参加する不安
- 体力面の心配
ソフトバレーボールは、そんな運動が苦手な人にこそおすすめしたい、みんなで楽しめるスポーツです。
やわらかく軽いボールを使うため当たる怖さが少なく、子どもからシニアまで年齢や運動経験を問わず楽しめます。
この記事では、ソフトバレーボールの魅力や基本ルール、必要な道具、始め方までを初心者向けにわかりやすくまとめました。
ソフトバレーボールとは

ソフトバレーボールは、やわらかく軽いゴム製のボールを使う4人制のバレーボールで、誰でも参加しやすいように、日本で生まれたスポーツです。
普通のバレーボールより大きくて軽いボールを使うので、運動が苦手な人や初心者でもボールを追いかけやすく、ラリーが続きやすいのが特長です。
まずは、ソフトバレーボールがどのように生まれて全国に広まったのか、普通のバレーボールとは何が違うのかを順番に見ていきましょう。
誕生のきっかけと広まり
ソフトバレーボールは、福井県小浜市で生まれた日本発のスポーツです。
「より多くの人が、生涯を通じてバレーボールを楽しめるように」という思いから考え出されました。
その後、日本バレーボール協会が全国への普及を進め、1990年には日本ソフトバレーボール連盟も発足しています。
- 福井県小浜市での誕生
- 日本バレーボール協会による全国への普及
- 1990年の日本ソフトバレーボール連盟の発足
- 小学校の体育の教材としての採用
今では地域のサークルや大会も多く、全国で気軽に楽しまれている生涯スポーツのひとつです。
普通のバレーボールとの違い
普通のバレーボールとのいちばんの違いは、ボールの大きさと重さです。
ソフトバレーボールのボールは普通のバレーボールよりひと回り大きいのに、重さは約210gと軽く作られています。
| 項目 | ソフトバレーボール | 普通のバレーボール |
|---|---|---|
| ボールの素材 | ゴム | 天然皮革・人工皮革 |
| ボールの周囲 | 約78cm | 約65〜67cm |
| ボールの重さ | 約210g | 約260〜280g |
| 1チームの人数 | 4人 | 6人(9人制もあり) |
| コートの広さ | 13.40m×6.10m | 18m×9m |
| ネットの高さ | 2m | 一般男子2.43m・一般女子2.24m |
大きくて軽いボールは空気の抵抗を受けやすく、飛んでくるスピードがゆっくりになります。
ボールをよく見てから動けるので、初心者でもラリーが続きやすいのです。
4人制ならではの安心感
ソフトバレーボールは1チーム4人で行うため、一人ひとりがボールにさわる機会が多いのが魅力です。
コートがバドミントンと同じ広さなので、ひとりが守る範囲も広くなりすぎません。
少人数だと声もかけ合いやすく、初めて参加した人でもチームにとけこみやすいでしょう。
- ボールにさわる機会の多さ
- ひとりが守る範囲のせまさ
- 声のかけやすさ
- チームへのなじみやすさ
「見ているだけ」になりにくいので、初心者でも試合に参加している実感をしっかり味わえます。
ソフトバレーボールの魅力

ソフトバレーボールには、運動が苦手な人や久しぶりに体を動かす人でも「またやりたい!」と思える魅力がたくさんあります。
なかでもボールへの怖さが少ないことは、球技に苦手意識がある初心者にとって大きな安心材料になるでしょう。
ここでは、ボールへの安心感や年齢を問わない楽しさ、チームの一体感など、ソフトバレーボールならではの魅力を3つに分けて紹介します。
ボールが軽くて怖さが少ない
ソフトバレーボールの最大の魅力は、ボールが当たった時の怖さが少ないことです。
ゴム製のボールは軽くてやわらかいため、手に当たったときの衝撃がおだやかで、突き指の心配も少なくなります。
「レシーブで腕が痛くなった」「顔に当たりそうで怖かった」という経験がある人ほど、その違いにおどろくはずです。
- ボールが顔に当たるのが怖い人
- レシーブで腕が痛くなった経験のある人
- 球技に苦手意識のある人
- 突き指が心配な人
ボールへの苦手意識がある人こそ、まずは一度さわってみてください。
年齢や体力を問わず楽しめる
ソフトバレーボールは、子どもからシニアまで年齢や体力を問わず楽しめるスポーツです。
ボールの動きがゆっくりで、高いジャンプや強いスパイクがなくても試合が楽しめます。
大会によって年齢、性別の部門が用意されています。
- 夫婦や友人との参加
- 職場の仲間との参加
- シニア世代の参加
- 親子での参加
体力に自信がない人でも、自分のペースで無理なく続けられるでしょう。
チームで盛り上がれる一体感
ソフトバレーボールのもうひとつの魅力は、チームみんなで盛り上がれる一体感です。
4人で声をかけ合いながらボールをつなぐので自然と会話が生まれ、得点したときは全員で喜び合えます。
「ナイス!」「ドンマイ!」と声をかけ合ううちに、初対面の人ともすぐに打ち解けられるのもチームスポーツならではのよさでしょう。
- 練習後のおしゃべり
- 大会へのチャレンジ
- 新しい友だちづくり
運動不足の解消だけでなく、一緒に汗を流した新しい仲間づくりのきっかけとしてもおすすめです。
ソフトバレーボールの基本ルール

「ルールが難しそう」「覚えられるか不安」と感じている人も、心配はいりません。
ソフトバレーボールは、普通のバレーボールをもとに、初心者でも楽しめるようシンプルに工夫されたルールなので、はじめての人でもすぐに覚えられます。
ここでは、試合に参加する前に知っておきたい基本ルールを、コートの広さ、試合の流れ、反則の3つに分けてわかりやすく解説します。
コートの広さとネットの高さ
ソフトバレーボールのコートは、バドミントンのダブルスのコートと同じ広さ(13.40m×6.10m)です。
バドミントン用のコートや支柱を利用できるため、多くの体育館で気軽にプレーできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コートの広さ | 13.40m×6.10m(バドミントンのダブルスのコート) |
| ネットの高さ | 2m |
| 1チームの人数 | 4人(交代は4人以内) |
| ボール | ゴム製・約210g・周囲約78cm |
ネットの高さは2mで、普通のバレーボールより低めに設定されています。
狭いコートと低いネットのおかげで、初心者でもボールを相手コートに返しやすいのが特長です。
試合の流れと点数の数え方
ソフトバレーボールの試合は、15点先取の3セットマッチで、2セットを先に取ったチームの勝ちです。
サーブ権に関係なく、ラリーに勝ったチームに1点が入る「ラリーポイント制」なので、点数の数え方もわかりやすくなっています。
14対14になった場合は2点差がつくまで続きますが、17点になった時点でそのセットは終わります。
- サーブで試合開始
- 3回以内のタッチで相手コートへ返球
- ラリーに勝ったチームに1点
- 15点先取で1セット獲得
- 2セット先取で勝利
まずは「3回以内で返す」「ラリーに勝てば1点」の2つだけ覚えておけば、すぐに試合を楽しめるでしょう。
初心者がつまずきやすい反則
初心者が気をつけたいのは、チームで4回以上ボールにさわってしまう「フォアヒット」などの基本的な反則です。
反則をすると相手チームに1点が入ってしまうため、よくあるものだけでも知っておくと安心です。
- チームで4回以上さわる「フォアヒット」
- 同じ人が2回続けてさわる「ダブルコンタクト」
- プレー中にネットにふれる「タッチネット」
- ボールを持つように止める「ホールディング」
- サーブの時は、ネットに当たってはいけません。
なかでもタッチネットは、ボールを追いかけて夢中になったときに起こりやすいので注意しましょう。
なお、細かいルールは大会や地域のサークルによって異なる場合があるため、参加する前に確認しておくと安心です。
ソフトバレーボールの始め方

ソフトバレーボールに興味がわいたら、次に気になるのは「どこで、どうやって始めればいいの?」ということではないでしょうか。
実は、地域のサークルや自治体の体験会を利用すれば、道具や経験がなくても気軽にスタートできます。
ここでは、ひとりでも参加しやすい方法から家族で楽しむ方法まで、ソフトバレーボールを始める3つの方法を紹介します。
地域のサークルや教室探し
いちばん確実な始め方は、地域のソフトバレーボールサークルに参加することです。
サークルには経験者が多く、ルールやボールの扱い方を実際にプレーしながら教えてもらえるからです。
サークルは、次のような方法で探せます。
- 市区町村の広報誌やスポーツ協会への問い合わせ
- 都道府県のソフトバレーボール連盟のホームページ
- 体育館や公民館の掲示板
- メンバー募集サイトやSNS
見学や体験参加を受け付けているサークルも多いので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
自治体の体験会やイベント
「いきなりサークルに入るのは不安」という人には、自治体やスポーツ協会が開く体験会がおすすめです。
初心者向けの内容が多く、ボールを貸し出してくれることもあるため、手ぶらに近い感覚で参加できます。
市区町村の広報誌やホームページでは、ソフトバレーボール教室やニュースポーツの体験会が案内されていることもあるでしょう。
- 市区町村の広報誌
- 自治体のホームページ
- 地域のスポーツセンター
- 総合型地域スポーツクラブ
同じ初心者どうしで参加できるので、緊張せずに楽しめるはずです。
家族や友人との気軽な練習
もっと気軽に始めたいなら、家族や友人とボールを使ってパス練習をするのもひとつの方法です。
ソフトバレーボールのボールはやわらかいので、子どもと一緒でも安心して遊びやすいからです。
ボールを落とさずに何回続けられるか数えるだけでも、立派な練習になります。
- ボール遊びができる場所の確認
- まわりの人への配慮
- 連続パス回数へのチャレンジ
ボールに慣れておけば、サークルや体験会に参加したときにもきっと自信につながるでしょう。
ソフトバレーボールの道具と服装

ソフトバレーボールは、ボールとネットさえあればプレーできるため、特別な道具をたくさんそろえなくても気軽に始められるスポーツです。
ただし、体育館シューズとひざのサポーターは、ケガの予防のためにも必ず用意しておきましょう。
ここでは、ボールの選び方から服装、あると便利な持ち物まで、始める前にそろえておきたいものを紹介します。
専用ボールの選び方
ボールを買うなら、「公認球」「検定球」の表示があるものを選ぶと安心です。
大会で使われるボールと同じ規格なので、試合と同じ感覚で練習できるからです。
小学生向けには、ひと回り小さくて軽い「ミニソフトバレーボール」もあります。
| 種類 | 重さ | 周囲 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ソフトバレーボール | 約210g | 約78cm | 一般(大人) |
| ミニソフトバレーボール | 約150g | 約64cm | 小学生 |
練習用に1球持っておくと、家族や友人とのパス練習にも使えて便利でしょう。
動きやすい服装と体育館シューズ
服装は、動きやすいTシャツとハーフパンツやジャージで十分です。
汗をかいたり床にひざをついたりする場面があるため、伸び縮みしやすく汚れても気にならないものが向いているからです。
足元は、体育館の床で滑りにくい室内用の体育館シューズを用意しましょう。
- 動きやすいTシャツ
- ハーフパンツやジャージ
- 室内用の体育館シューズ
- ひざのサポーター
レシーブで床にひざをつくこともあるので、ひざのサポーターも忘れずに身につけてください。
あると便利な持ち物
服装とシューズのほかに、飲み物とタオルは必ず持っていきましょう。
体育館は季節によって暑くなりやすく、こまめな水分補給が欠かせないからです。
ほかにも、次のような持ち物があると安心です。
- 汗ふき用のタオル(夏はうちわもあると便利です)
- 水やスポーツドリンク
- シューズ入れ
- 髪をまとめるヘアゴム
初めて参加するときは、持ち物をサークルの人に事前に確認しておくと、当日あわてずにすみます。
初心者が楽しく上達するコツ

ソフトバレーボールは、はじめから上手にプレーできなくても大丈夫なので、運動が苦手な人も肩の力を抜いて参加してみてください。
ボールを上に上げてつなぐことさえ意識すれば、初心者でも十分に試合を楽しめます。
ここでは、初心者が楽しみながら少しずつ上達するためのコツを、パス・声のかけ合い・準備運動の3つに分けて紹介します。
まずはパスの基本から
上達への近道は、アンダーハンドパスとオーバーハンドパスの2つの基本を身につけることです。
サーブ以外のほとんどのプレーが、この2つのパスでつながっているからです。
それぞれのポイントを表にまとめました。
| パス | 使う場面 | ポイント |
|---|---|---|
| アンダーハンドパス | 低いボールを受けるとき | 両手を組んで腕を伸ばし、ひざを使って前へ押し出す |
| オーバーハンドパス | 高いボールを受けるとき | 額の前で両手の指で三角形を作り、指先で包むように押し出す |
最初はきれいな形にこだわらず、「ボールが上がれば大丈夫!」という気持ちで楽しみましょう。
声のかけ合いで生まれる連携
初心者でもすぐにチームの役に立てるのが、声のかけ合いです。
ボールがだれのところに来るのかを声で伝えるだけで、お見合いやぶつかり合いを防げるからです。
コートでは、次のようなかけ声がよく使われます。
- 「オーライ!」:自分が取る合図
- 「お願い!」:味方に任せる合図
- 「ナイス!」:よいプレーをほめる声
- 「ドンマイ!」:ミスをはげます声
声を出すと自然とチームの雰囲気も明るくなるので、うまくできなくても元気よく声を出してみてください。
ケガ予防のための準備運動
楽しくプレーを続けるために、プレー前の準備運動は欠かさず行いましょう。
体が温まっていない状態で急に動くと、足首やひざ、手首などを痛めやすくなるからです。
準備運動では、次のような部分を中心にほぐしておくのがおすすめです。
- 足首
- ひざ
- 手首と指
- 肩
- 太ももとふくらはぎ
持病がある人や体に不安がある人は、無理をせず、始める前に医師に相談しておくと安心して参加できます。
ソフトバレーのよくある質問

ここでは、ソフトバレーボールを始める前に初心者が気になりやすい質問を、年齢や体力、参加方法、道具、大会などの観点からまとめました。
参加前の小さな不安を解消しておけば、はじめての練習や体験会も安心して楽しめるはずです。
気になる質問から順番にチェックして、ソフトバレーボールを始める前の準備に役立ててください。
運動経験がなくても参加できる?
運動経験がまったくなくても参加できます。
ボールがやわらかく動きもゆっくりなので、はじめての人でもボールにさわりやすいからです。
大人になってからソフトバレーボールを始める人も珍しくなく、初心者歓迎のサークルもたくさんあります。
何歳から何歳まで楽しめる?
ソフトバレーボールは、小学生からシニア世代まで幅広い年代の人が楽しめます。
子ども向けには小さくて軽い「ミニソフトバレーボール」があり、年齢や体力に合わせてボールを選べるからです。
大会によっては年齢別や家族で参加できる部門が設けられていることもあり、世代をこえて一緒に楽しめるでしょう。
1人でもサークルに入れる?
1人でもサークルに参加できます。
個人での参加を受け付けているサークルは多く、見学や体験から始められるところもあるからです。
不安な場合は、事前に「初心者でも大丈夫ですか?」と問い合わせておくと安心でしょう。
ボールはどこで買える?
ソフトバレーボールのボールは、スポーツ用品店やネット通販で購入できます。
スポーツメーカーから公認球や練習用のボールが販売されていて、色もさまざまです。
大会と同じボールで練習したい場合は、「公認球」の表示があるものを選びましょう。
膝や腰が心配でも大丈夫?
膝や腰に不安がある場合は、始める前に医師に相談してください。
普通のバレーボールより激しいジャンプが少ないスポーツですが、体への負担の感じ方は人によって異なるからです。
参加するときはサポーターを身につけ、準備運動をしっかり行ったうえで、無理のない範囲で楽しみましょう。
試合や大会には出られる?
初心者でも、地域の大会や交流大会に出場できます。
市区町村や都道府県の連盟などが主催する大会が各地で開かれていて、サークル単位でチームを組んで参加するのが一般的です。
まずは交流を目的とした気軽な大会から挑戦してみると、試合の雰囲気を楽しめるでしょう。
ソフトバレーボールのまとめ

ソフトバレーボールは、運動が苦手な人でも気軽に楽しめる、やわらかいボールを使った4人制のバレーボールです。
最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。
- やわらかく軽いボールによる怖さの少なさ
- 子どもからシニアまで楽しめる4人制
- 15点先取・3セットマッチのシンプルなルール
- 地域のサークルや体験会からのスタート
- 体育館シューズとひざのサポーターの準備
- 「ボールが上がれば大丈夫!」の気持ち
まずは、お住まいの地域のソフトバレーボールサークルや体験会を探すところから始めてみませんか。
一歩ふみ出せば、新しい仲間と体を動かす楽しさがきっと待っています。

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